soymilk hardcore punks
っつーかそもそも嫌い。なんでわざわざ牛の乳を飲まなければならないのか、給食に付随してくる時点で納得していなかった。仔牛が飲むはずのものを何の疑問もなく飲んでるなんておかしい。水かお茶でええやないか、と。
その反面豆乳は大好きだ。昔から牛乳嫌いを標榜していた俺を憂いだのか、代替案として親が食卓に用意したのが豆乳だった。最近のお気に入りは麦芽コーヒーで、朝イチでガブガブ飲んでる。プロテインを摂るときも勿論豆乳。同じタンパク源だから一層効果が上がりそう…な気がする。
豆乳といえばBetercoreというオランダのSxEバンドがそのまんまな曲をシャウトしている。
お前は自分のことをハードコアだと言うけれど
一度も自然食品の店で見かけたことはねえな豆乳 豆腐 豆乳クリームチーズ
なぜかというと動物のためだ
彼らを自由にせねばならない
俺自身もSxEだけど肉は普通に食べる。おいしいもの。なので「ヴィーガンじゃなきゃハードコアじゃねえ」というエクストリームな彼らのイデオロギーには流石に賛同しかねる…が、日本のお豆さんプロダクツはもっともっと世に憚るべきとも思う。醤油、豆腐、納豆…ヘタすりゃ食卓のほとんどがお豆さん由来で制圧されるんじゃないかってくらいだ。
しかしオランダってベジタリアンやヴィーガンがすごく活発だ。オランダ産SxEバンドならVitamin X然り、Reaching Forward然り。アムステルダムに行ったとき肌で感じたのは、大麻解禁や同性愛の運動が盛んっていう既存のイメージと同じように、ベジタリアン・ヴィーガン思想も見事に定着してるということ。日本では馴染みが薄いけど、一般的なレストランにも肉食わない人向けのメニューが用意されているくらい。前述した大麻や同性愛結婚の権利を掴むように、菜食(その発端が健康であれ宗教であれ動物愛護であれ)も個々人の一つの権利として主張しているというか、そういう行動規範と認識が根づいているお国柄なんだろうな。