a betrayer and a scavenger

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18日のレイトショーで早速観てきたので感想箇条書き。

なおネタバレあり。

 

・配給が20世紀フォックスからディズニーに変わったもののIdentはなく、いきなり例のファンファーレ突入。冒頭の"Luke has vanished."でもう歓声上げそうになった。当たり前だよなあ?
 
・TIEファイターの中で背中合わせになりながら"good to see you!" "good to see you too!"と(明らかにそんな挨拶してる場合じゃないのに)自己紹介するポーとフィン。エピ4で自分の現状を憂いながら2つの太陽を眺めていたルークよろしく、空の彼方へ宇宙船が行くのを言葉もなく見上げるレイ。この相反する「喋るべきではない(けど超喋る)シチュエーション」と、「一切喋らないシチュエーション」から開始後数十分で主要3名のキャラクター像を即座に認知できて、感情移入の準備が整ってしまう。この時点でEP7に対する懸念は全部吹き飛んでた。
 
・しかしフィンはどのシーンでも常に息荒いし汗かきすぎじゃないか?
 
・レイが砂漠を滑走するシーン、あのパースペクティヴを体感できただけでIMAX3Dええわ~ってなった。『ゼロ・グラビティ』のときも思ったんだけど、別に3Dって派手に飛び出したりするアクションの専売特許じゃないしね。
 
コメディリリーフ的なフィンの立ち回りや言わずもがなのレイもいいけれど、個人的にはSWが夢と希望溢れるSF冒険活劇であることを再認識させてくれるオールドスクールな雰囲気も兼ね備えた貴重な存在というところで、新キャラの中ではポー・ダメロンを推しメン認定。
 
・やっぱり、どう考えても、フィンは汗かきすぎ。
 
・レンの小物感は旧来のシスと比べるとカリスマ性では天と地だし、さすがにあのキャラクターは作為的なものだと思うけど今後どうなるのか。むしろレイのほうがチャンバラ的セーバーの使い方を見てみても暗黒面に片足突っ込んでる感じが…。
 
・音のほうは「斬新さがない」という理由で割と批判的な意見が目立つように感じるけれど、個人的にはジャクーにおけるレイのテーマみたいな曲が心地良くて凄く印象に残ってる。なんだろう、「旅人の音楽」とでもいうべきか、そういう風に形容したくなるようなちょっとオリエンタルなメロディだった。
 
・最後のルークとレイの邂逅シーン、なんであんな在り来たりな空撮にしたのか。一番悔やまれる部分だった。
 
・世界観の広がりはまだまだ今後に期待できそう、というか期待するしかない。三部作一発目だしいきなり大風呂敷広げすぎても絶対文句言われるんだから、JJの手腕には七重の腰を八重に折って平伏させて頂きたい所存です。ルーカスに任せてEP1みたいになっても困るしな!HAHAHA
 
・4DXで観たらフィンの汗玉が実際に水しぶきとなって飛んできたりするのだろうか…。