Million Bucks

みんな100万ドルが欲しいって言うけれど
僕は君と過ごす100万日のほうがいいな
僕の銀行残高はそんなに上がらないけれど
そんなの君が去っていく理由にはならないだろ?

100万ドルを約束することはできないけど
君にとって良き男になることは約束できるよ
みんな100万ドルが欲しいって言うけれど
僕は君と過ごす100万日のほうがいいんだ

1日目は釣りに行って
2日目は映画に行く
3日目と4日目は一緒にベッドの中で過ごす
まるで子供の頃みたいにね

君との100万日はあっという間に過ぎていくだろうけど
僕には君との関係をずっと続けていけるような100万通りの方法があるんだ
そう、100万通りの方法がね

みんな100万ドルが欲しいって言うけれど
僕は君と過ごす100万日のほうがいいな
僕の銀行残高はそんなに上がらないけれど
そんなの君が去っていく理由にはならないだろ?

5日目は自転車に乗って出掛けて
6日目はキャンプをしよう
7日目と8日目を使って君をどれだけ愛しているか示してみるよ

君との100万日はあっという間に過ぎていくだろうけど
僕には君との関係をずっと続けていけるような100万通りの方法があるんだ
そう、100万通りの方法がね

みんな100万ドルが欲しいって言うけれど
僕は君と過ごす100万日のほうがいいな
僕の銀行残高はそんなに上がらないけれど
そんなの君が去っていく理由にはならないだろ?

100万ドルを約束することはできないけど
君にとって良き男になることは約束できるよ
みんな100万ドルが欲しいって言うけれど
僕は君と過ごす100万日のほうがいいんだ

君との“Million Days”のほうがいい
君との“Billion Days”のほうがいい

Burmese Experience


しばらくミャンマーにいましたとさ。

まだまだ不完全で伸びしろだらけの国だけど、このタイミングで訪れることができたのはかなりラッキーだと思っている。何事も過渡期が一番スリリングで楽しいのだということを再確認できた旅でした。順調に塗り替えられてきた旅の勢力地図は、今後もまだまだ広がり続ける予定。

で、行くトコ行ってあとは東南アジアの熱気にまとわれていつも通りのダラダラっぷり。やっぱコレだよ!たまたま向こうで落ち合うことになった後輩に「なんでいつもタイの話ばっかしてんだろうと思ってたんですが、来てみて理由がわかりましたよ」と言われ、当人もすっかり囚われた様子。なによりですわ。

the chai party


インドで会った旅人たちとおよそ1年ぶりに邂逅。アジアの喧騒で同じ時間を過ごしたのも今は昔、それぞれ日本に戻って社会復帰したけれど、旅人の性ってものがあるのか根本的なところは変わってなかった。満月の下、ガートでチャイを啜ってたときと同じようなのほほんとした雰囲気。当時よりも見た目が小奇麗になったくらいかな?ま、そりゃ当たり前か。

本場のインド料理は口に合わないことが多々あってトラウマレベルの経験…のハズが、結局我々はここ日本でもインド料理店でテーブルを囲んでいた。そして誰からともなく発せられる「またインド行きたいなあ…」の声。この国のルーティンに慣れてくると、不味い飯と灼熱の太陽と傍若無人な彫りの深い民族に苛まれ続けた無茶苦茶な日々が懐かしく思えてきてしまう。あの国には「良い・悪い」「楽しい・辛い」という二元論を超えた有無を言わさぬ魅力があるのだ。一度染まってしまったが最後、天竺の手招きには抗えないのかもしれない。

きっとまた訪れるその日まで、彼の国はヒンズー神の如きプリミティヴな優しさと厳しさを持って我々を迎え入れてくれることでしょう。

the darkest weekend


Ozzfest Japan 2013(2日目のみ)に行ってきた。

開催直前から良くも悪くも様々な話題が取り沙汰されて懸念がなかったわけでもないけれど、いざオジーの咆哮やアイオミ・ギーザーのプレイを目の当たりにしてしまえばそんな諸問題はどうだってよくなった。鬱屈していた自分の青春時代を捧げた伝説。高校時代に放送室でBlack Sabbathを流しながら一人で黙々と昼飯を食べていたものだが、不思議と嫌な思い出じゃない。

Black Sabbathこそがロック史におけるドス黒い系譜の嚆矢だったことは間違いなく、同じハードロックのジャンルでLed ZeppelinDeep Purpleも語られたりするけれど、サバスの纏う色は他のバンドと違って徹頭徹尾真っ黒だった。暗くて、おどろおどろしくて、でも妙に惹きつけられて…パンクやグランジ勢への影響は勿論、その後HIPHOP界隈のヘッズ達から支持されていたという話も面白い。「メタルはわかんないけどサバスは好き」っていう人はロックファンにも結構いるんじゃないだろうか。

10代のときにサバスと出会い、結果ドゥーム・ストーナー界隈をひたすらディグするようになって、今ではすっかり不健康な重低音中毒患者に成り果てた。そしてOzzfest出演陣の中でも一番のサバス後継者と言っても過言ではない人間椅子のプレイもすごく良かった。ドゥームな曲が続くセトリの中で、最後に「針の山」をぶち込んだのはテンションあがったなー。

Let's Make This Moment a Crime


このCM曲、どっかで聞いたことのある歌声だなーとしばし考えてThe Formatだ!と即解決。ちょっと鼻につく感じのボーカルワークは脳裏にこびりついてたみたい。

The Formatはアメリカでは大ブレイクしたんだけど日本ではまったく知名度が上がらず、解散後にボーカルのNate RuessがFunというバンドを結成。そしてその新バンドの"We Are Young"という楽曲がこのCMで使用されているとのことで、こっちはちゃんと日本国内盤も出てそれなりお膳立てはされている模様。The FormatといえばUSインディーの雄!みたいな感じで認識していたけど、今じゃ彼らはすっかりメジャー第一線になっていた。

とりあえずここではThe Formatの1st EPを紹介しておこう。このあと2枚のアルバムが出るのだけれども、2003年にドロップされたこのEPが類まれなるポップセンスを備えた大傑作で、個人的にはその後の活躍も霞んでしまうレベルだった。もう10年前か…。

Ep

Ep

Cool Flying Dragon from Kyoto


1971年に京都産業大学の学生3人組で結成されただててんりゅうのファーストライブ盤をどっかの好き者がフルレンスでアップしていた!案の定外人共からコメ付きまくり。

一応プログレバンドってことで認知されているらしく、メンバー構成もオルガン・ベース・ドラムでEL&Pと同じだが、サウンド自体はスティーブ・アルビニを通過したようなオルタナ感がひしひし。『泥まみれ』のイントロのドラムが身も蓋もないほどソリッド過ぎてご飯三杯くらいイケますわ。

funky china shit


神戸南京町わず。
ヤワラートやKLは勿論、カルカッタでもブダペストでもチャイナタウンに足を運んだけれど日本の中華街には行ったことがなかったのです。案の定観光に特化していたけれど、久しぶりに生の中華空間に浸れて中々感動。

世界のどこにでも点在する、米を食らう民族のためのライフライン…それがチャイナタウン。ヨーロッパでパンと肉に食傷してしまったときも、無愛想なおっさんが一人で切り盛りしてる中華飯店で食った炒飯と雲呑スープに滋養を与えられた。中国人達の生命力の強さに脱帽すると共に、デカい感謝を送りたい。