born to die in suburbia


[PV] JEVA - イオン

変化していく環境に懸念や葛藤を抱きつつも、形骸的なバビロン批判に落とし込まず、民草の只々リアルな日常風景の描写。全てを動かすことはできないけれど、それでも主張せずにはいられない郊外型ヒップホップの在り方。

良い。良すぎる。

The land of smiles turns into the land of tears.

タイ国王、ラーマ9世が亡くなった。

何度も何度も渡タイしているので、国王が如何に国民から愛されているかはよくわかる。多くのタイ人の友達が「崩御の一報を聞いて涙が止まらなかった」と言っていた。そんな友達の中にはチンピラみたいな奴らもいるが、彼らでもFacebookのアイコンやヘッダーを真っ黒にするのだから敬慕の念は本物だ。しかしいくら彼らの悲しみに寄り添おうとも所詮自分は他所の国の人間であり、あくまで客観的に理解するばかりだったのだけれど、ニュースフィードに流れてきた下の写真を見て言葉が詰まってしまった。おこがましいながらも、自分も「寂しい」と思ったのだ。

f:id:dopesmoke:20161015215139j:plain

タイに行かれた人はわかるだろうし、行ったことがなければ「???」となるだろう。タイでは街のあちらこちらに王様や王族の写真が飾ってある。それが崩御に伴い撤去されたのだ。一介の旅行者の自分が、なんの気なしに通り過ぎた、当然そこにあった普遍的風景が今はもうないのだ。これは自分にとってもショッキングだった。

彼は70年以上も王位に君臨し続けたわけだから、現在のタイ人のほとんどはラーマ9世が王様だった時代しか知らない。不世出の威徳故に愛された国王が亡くなってしまった今、タイの未来に少なからず陰りが見えてきた。あの時は幸福だった…と過去を振り返るだけの時代が来ないことを切に願う。

Colombian Ghetto Anthem

f:id:dopesmoke:20160623150219j:plain

Netflixで『ナルコス』シーズン1を観た。

そもそもマーベルコミックスの『デアデビル』と『ジェシカ・ジョーンズ』が一番の目的でNetflixに入会したのだけど(こちらの感想もまたいつか)、両者とも全シーズン観終わっちゃったのでテレビCMでも流れてた『ナルコス』をチョイスしてみたのです。コロンビアの麻薬王の話なんて、そりゃあもう惹かれないわけないのだもの。

第一話冒頭からマジック・リアリズムに言及するあたり、さすがガルシア・マルケスを産んだ御国といったところ。でもそれは単に触りの前口上ってわけではなくて、ストーリーが進むに連れて主人公パブロ・エスコバルの一挙手一投足がまさに現実離れているということを否が応でも理解せざるを得なくなる。ヘタすりゃ事実を元にした本作よりコミックス原作の『デアデビル』のほうが実世界の出来事に近いんじゃないかってくらい。

麻薬王の権謀術数とそれに翻弄されるDEA(麻薬取締局)、CIA、軍隊、果てはコロンビア大統領までもを巻き込んでストーリーは進む。映画だとどれだけ長くても数時間で結末を迎えるけれど、ドラマとなると敵味方関係なくそれぞれの言い分をしっかりと掘り下げる時間があるので善悪の比重がかなりあやふやになる。もちろん社会正義に照らし合わせればパブロ・エスコバルは「悪」ではあるけれど、彼の悪魔の如き人間力は一筋の光にも見えるだろう。市井の人間には何回転生しても得られないような権力への意志を持った人間は何時の世も魅力的だ。今は只々シーズン2が待ち遠しい。

tropical steelo.

f:id:dopesmoke:20160301203559j:plain

台湾数日滞在のあとは、この季節ならではの避寒で更に南の東南アジアへ。

「旅のテーマ」なんていう大それたものではないけれど、一応旅人としての心持ちというか漠然とした目的だけは毎回なんとなく決めていく。というわけで今回は「見て回る」ことに重点を置いて、割とガッツリ動きまわり世界遺産なんかに訪れる一方で凡百の旅行者が行かないようなところにも足を運んだ。なにもせずダラけるアジアもいいが、灼熱の太陽のもとに行軍するアジアもまた良し。遺跡群を見て回るだなんて、ちょっと前のへそ曲がりの自分なら絶対やらなかっただろう。

心変わりは体調の変化のせい。去年一年は特に調子が悪かったのだけれど、年末から年始にかけての検査・診察・薬の変更なんかで随分と改善した。人間元気なうちが華、この限りある健康を大切にしてやれるべきことは今やっておこうと決心するに至ったのだ。一年間の不調を乗り越えての行脚。心持ち一つで見える景色もまた違うのでした。

続きを読む

formosa boulevard

f:id:dopesmoke:20160203213519j:plain

2月初旬、3度目となる訪台で初の台中へ。台北から中距離バスで揺られること数時間。台中といえばヤクザとバブルティーなので、とりあえずヤクザは置いといて春水堂でバブルティー飲んできました。この直後閉店間際の宮原眼科(※名前は眼科だが実は老舗のスイーツショップ)で土産のパイナップルケーキを購入し、特に観光もせず次の国へと向かったのだった…。その次の国に関してはまた今度。

2016 on fire

あけましておめでとうございます。

お年玉を貰ったわけでもないのに(むしろあげるハメに)なぜか衝動的に音源をバカ買いしてしまった。2月の旅に向けてのサントラ準備…と最もらしい理由でも付けておく。

Howling For Judy

Howling For Judy

ブロート・バック・ライヴ・フロム・P.J.ズ

ブロート・バック・ライヴ・フロム・P.J.ズ

Wang

Wang

 

王舟は学生の頃JETSETで"Thailand"のCD-Rを購入して未だに聴き続け、自分の中ではずっと「インディー界隈のええ音鳴らす人」というイメージのまま停滞していたのだが、知らぬ間にガッツリとアルバムを作っていた。今月20日には2ndも出るそうで。